マッチングアプリは効率的に恋人や結婚相手を探せますが、使い方や選び方を間違うとトラブルに巻き込まれる事があります。
この記事では、そんなマッチングアプリのよくあるトラブルを男女別にまとめました。知っておくだけで防げるものばかりなので頭に入れておきましょう。
【男女別】マッチングアプリでトラブルに遭う割合
マッチングアプリでトラブルに遭う割合は、男女ともにほとんど変わりません。
株式会社クリプタルの調査によると、男女ともに「4人に1人」が「トラブルを経験した」と回答しています。
逆に考えれば、7割の会員は「なんのトラブルにも巻き込まれていない」とわかります。
このようにマッチングアプリはトラブルに巻き込まれる可能性はあるものの、使い方や選び方を間違わなければ安全に出会えるわけですね。
【男性】マッチングアプリでのトラブル事例Top3と防止方法
ここからは具体的にマッチングアプリのトラブルについて解説します。
男性がよく巻き込まれるマッチングアプリのトラブルTOP3は以下のとおりです。
- 見た目の詐称
- ドタキャン・バックレ
- 勧誘
それぞれ説明します。
見た目の詐称
もっとも多いのが「写真と別人だった」というトラブルですね。
SNSを見てみても、このトラブルに巻き込まれる男性はかなりいます。
多くの女性は加工に慣れていて、写真を盛るのがうまいので男性は気が付かないんですね。
その結果、「会ってみると実際と違う…」という事が多発します。
こういった見た目の詐称に騙されないためには、複数枚写真を載せている女性にアプローチするのがオススメです。
複数枚載せていると、実際と近い写真も混ざっている可能性が高くなるので見抜きやすくなりますよ。
ドタキャン・バックレ
ドタキャン・バックレられるのも少なくありません。
基本的に女性は無料なので、マッチングアプリによっては真剣度が低い人もいるからです。
ドタキャンやバックレを防ぐには女性が有料のマッチングアプリを使うのがおすすめです。
女性無料のマッチングアプリでドタキャン・バックレを防ぎたい場合、以下の予防策を試してください。
- 会うまで毎日連絡を続ける
- LINE交換しておく
- 会う前にオンラインデートか電話をしておく
特にオンラインデートか電話をしておくのはドタキャン率がかなり下がるので良いと思います。
ぼったくりバーやマルチの勧誘
マッチングアプリでは、恋愛とは関係無い集客目的の女性も存在します。
こちらも「騙された」という男性は少なくありません。
特に、投資の勧誘は年々増えています。
どれだけ相手が理想のタイプでも、婚活・恋活以外の目的で近づいてくる女性には気をつけましょう。
またデート当日「私の知っているバーで飲もう」と言われてぼったくりバーに連れて行かれるケースも増えているので、デートのお店は必ず自分で決めておくようにしましょう。
【女性】マッチングアプリでのトラブル事例Top3と防止方法
次に、女性がよく巻き込まれるマッチングアプリのトラブルTOP3は以下のとおりです。
- プロフィールの詐称
- 体目当て
- 既婚者
それぞれ説明します。
プロフィールの詐称
女性と違って、男性はプロフィールそのものを詐称しているケースが多いです。
詐称するのが多いのは以下の点です。
- 年収
- 職業
- 身長
- 結婚歴など
実際に「騙された」という女性は少なくありません。
防ぐには、年収や学歴などの証明書提出機能が付いているマッチングアプリを使いましょう。
体目当て
マッチングアプリには体目当ての男性もいます。
結婚相談所と違って、無料ではじめられるうえに料金も格安だからです。
ヤリモクの被害を防ぐおすすめの方法は以下のとおりです。
- ドライブや自宅など、人気のないところには行かない
- 夜ではなく昼に出会う
- 付き合うまで体を許さない
- ボディタッチを避ける
口コミにもあるとおり、体目当ての男性は「肉体関係を持つこと」が目的なので行為が終わると音信不通になる事が多いです。
既婚者
マッチングアプリには既婚者も潜んでいます。
独身証明書などがなくても登録できるからです。
既婚者の被害を防ぐおすすめの方法は以下のとおりです。
- 本名を聞いてFacebookで検索してみる
- 「写真撮っていい?」と聞いてみる
- LINEのIDなどをSNSで検索する
- 左手の薬指に注目する
既婚者と関係を持ってしまうと、最悪の場合、慰謝料を請求されてしまいかねませんので気をつけましょう。
マッチングアプリでトラブルに遭ってしまった時の対処法
マッチングアプリでトラブルに遭ってしまった場合、対処法は主に3つあります。
- マッチングアプリ上で通報・報告する
- お問合せフォームから連絡する
- 国民生活センターに相談する
具体的に解説します。
マッチングアプリ上で通報・報告する
まず、マッチングアプリで通報・報告しましょう。
どんなマッチングアプリにも、通報・報告の機能は搭載されています。
たとえば、タップルの場合、相手のプロフィール右上にある「・・・」をタップして「問題を報告する」をタップしてください。
報告内容が認められれば、相手は強制退会などのペナルティを与えられます。
強制退会させられると再登録もできません。
お問合せフォームから連絡する
相手にブロックされていると、プロフィールを開けないので通報・報告できません。
この場合、お問い合わせフォームから連絡しましょう。
タップルの場合、以下の流れで問い合わせできます。
- 「マイページ」の「設定」をタップ
- 「お問い合わせ・ヘルプ」をタップ
- 「お問い合わせ」をタップ
- 報告内容を記入して送信
通報時と同じように、内容が認められれば相手にペナルティが科せられます。
国民生活センターに相談する
「お金を騙し取られた」などの被害を受けた場合、国民生活センターに相談しましょう。
国民生活センターに相談すると、解決の糸口を紹介してくれるからです。
連絡は無料なので、まずは気軽に相談してみてください。
安全度の高いマッチングアプリ
トラブルを防ぐためには、安全度の高いマッチングアプリを使うのが一番です。
安全度の高いマッチングアプリは以下のとおりです。
- ペアーズ
- ゼクシィ縁結び
- ブライダルネット
それぞれの特徴を簡単に解説します。
ペアーズ
ペアーズは「トラブルに巻き込まれた」という報告は多いものの、安全性は非常に高いです。
特に「年齢確認」「本人確認」という2段階の確認を講じているマッチングアプリは、ペアーズ以外にほとんどありません。
年齢確認 | 本人確認 | |
目的 | 18歳以上かどうかの確認 | 本人が登録しているかどうかの確認 |
確認方法 | 公的書類の提出 | 自撮り |
本人確認を済ませたユーザーは、プロフィールに「本人確認バッジ」が表示されます。
「本人確認バッジ」が付いているユーザーは本人であることが認められているため、安全に出会えるわけですね。
ゼクシィ縁結び
ゼクシィ縁結びは男女ともに有料なので真剣度が高く、トラブルに巻き込まれにくいマッチングアプリです。
以下の証明書を提出できるので、真面目な人を見つけやすいという特徴があります。
- 収入証明
- 学歴証明
結婚情報誌「ゼクシィ」のリクルートが運営してるため、安全性も問題ありません。
評価も高く、「オリコン満足度ランキング」ではマッチングアプリ部門で2020年度の1位に輝いています。
ブライダルネット
ブライダルネットは結婚相談所を運営するIBJのマッチングアプリです。
ゼクシィ縁結びと違って「独身証明書」を提出できるうえに、会員一人ひとりにコンシェルジュが付いてくれます。
このように安全性は非常に高いのですが、やや会員数が少ないので注意してください。